2010年5月12日水曜日

「ブルーノ」がなぜ笑えるのか日本人は理解できず

 オカマ、デブ、ハゲ、陛下閣下にせいしんしょうがいしゃ(最近はどこまで漢字なんだ?)と、イジってはイケない人たちをイジりまくることで有名な英吉利の喜劇ってのはすごいっすなあ。

 ゲロ、うんこ、ストリップ、サドマゾに女装アンドソーオン、「モンティ•パイソン」から「リトル•ブリテン」まで、差別はいけません原理主義でがんじがらめのアメリカ、腰抜けマスコミ大国ニッポンではありえんようなギャグがテレビで飛び交って幾千歳。

 その大英帝国喜劇のブライテストホープ、サーシャ•バロン•コーエンをご存知か。「ボラット」という映画でカザフスタン国営放送のドキュメンタリー取材と称して胡乱なテレビ記者を偽装、善良なるアメリカ人民を騙しドキュメント。ホモ嫌い、イスラム教徒差別、外国人蔑視など、究極のどっきり映画をつくった人物。欧米じゃあまりに有名になってしもてこれじゃ次はあらへんやろと思ったら、何と今度は「オーストリアのゲイのテレビ番組ホスト」ってまたチープな役で世界を回った「ブルーノ」て映画が来たんでさっそく見に行った。

 でもやっぱアカンな、日本人は。ギャグわかりよらへん。クネクネナヨナヨのブルーノがビキニみたいな服でイスラエルの聖地を訪れるとなぜ正統派ユダヤ教のおっさんたちにマジで袋だたきにされそうになるのか?そら肌の露出は神様への冒涜ですがな。って客は全然笑わんのだよ。

 で場内見回して気がついた。目と目を見つめ合う男女同性カップルがうじゃうじゃおる。あぐぐ、そういえば東京唯一の上映館は新宿二丁目至近。

 はははつまり何かね、キリスト教やユダヤ教の同性愛蔑視を描いて宗教の偽善を鋭く告発した問題作(何だかこの言い方、週刊金曜日か朝日新聞みたいでヤだな)も、日本じゃゲイコメディ扱いってことかね。もう終わっとるなこの国は。

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